トレンドについて想う。
相変わらず少ない花の入荷でストレスがたまります。
来週は高校の卒業式でたくさんの束を作らないといけないし、フェアもあるし、おけいこも。。。 最近スタッフがやってくれた動物占いで私は『ナマケモノ』と出ました(笑)しかも老年期の! 大人ってことです。。。同じくナマケモノのT君はバブバブ赤ちゃんだったんですから(笑) 今年のメゾンエオブジェのトレンドテーマは共存(COHABITATION)でした。 3人のデザイナーがこのテーマからさらにイメージを発展させ エリザベス・ルリッシュはトランスカルチャー(TRANSCULTURES)ヴァンサン・グレゴワールは協同(LA COOPERATIVE)フランソワ・ベルナールはハイブリッド(HYBRID)というテーマでセレクトした商品が展示されました。 展示会のテーマ、キーワードなどはそれ自体がトレンドなのでとても興味があります。 花のトレンドともとても連動していて、フラワーデザインの世界でのトレンドだったアフリカはインテリアのミラノサローネのトレンドだったし、さらに今年のFDFのトレンド『HAVANNA NIGHTS』はまさにトランスカルチャーだ。。。異文化コミニュケーション! 協同にもいろいろあるわけで、、、一番身近な協同は家族であったりする。 FDFはまさに、今年の大きなテーマをファミリアとビジネスに分けて考えていた。 親子で、、、優しさ、、、ぬくもり、、、これらをキーワードに色や素材が選ばれる。 ハイブリッドのフランソワ・ベルナールは自然、オーガニック、ロハス、エコなど従来からの流れがありながらも特に、ローテク&ハイテクの組み合わせ、古いものと新しいものの融合などを提案した。これはデザインする時の素材選びにとても参考になる。 例えば、プラスティックと木!とか、、、異素材との組み合わせ(良く計算された)はモダンな効果を生み出す。。。 パリのデパートのキッチン用品売り場でカラフルなプラスティックの食器をたくさん目にした。 トレンドカラーで本当に魅力的なきれいな色やフォルムのものがあった。 マテリアルとかテクニックにはトレンドがある。 表面的にこれらを追って行けば、ぱっと見それらしいお洒落っぽい雰囲気のデザインが出来るだろう。。。 本物との違いは何か。 ファッションの世界を見ればわかりやすいだろう。ファストファッションとブランドとの違い。。。 トレンドは作られたものではあるが、時代を映しているものなので、何故それがトレンドになっているのか理由があるのだ。 だからこそ表面的なカラーとかテクニックとかマテリアルとかだけを追うことはしたくない。
by hanashigoto
| 2010-02-23 19:41
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