判断と決断

桜も散りはじめた今頃の時期、仕入れ担当者としては、春の花の代名詞ともいえるチューリップやスイートピーはもう使いたくない。なぜなら、極端な品質低下がみられ、日持ちもしなくなっているからだ。それでも、ブライダルをやっていれば、例年GWぐらいまでは、どうしても…というお客様に応えることもある。

今ぐらいの時期はどんな産地のどんな品種を買うかによってその後の仕事の質が変わってくる。
せりで多くのライバルに勝って良い品物を落とすには、その品物が自分にとって必要だという強い決断が必要だ。
その強い決断をするためには素早い判断が必要になる。

花の鮮度を保ち、まっとうな商売をするためには、次の表日までに使い切る、または使い切れなくても日持ちする商品価値が損なわれない花を仕入れることが必要となってくる。強い決断をもってせり落とすための判断の基準となる情報(=産地情報、市況)分析(=用途)、予測(=必要性)を常に頭の中にめぐらせ、用途によって、適正な値段をつけながら瞬時のうちにせり落とすのだ。

花の価格が高いのはロスを考慮して…というのが花屋の常識だったが、もうそんな時代じゃないよね。

『仕事屋は高い価格設定ができていいよなあ。決まってる仕事だからロスもないし。』とは小売メインの花屋によく言われる言葉だが、だからこそ、ロス率ゼロの花屋をめざす!価値ある花をいいお値段でも仕入れる!(高いのには理由がある)季節感あふれる安い花も仕入れる!(旬の花を値ごろ感を出すために沢山使える)そして、技術料としてきちんとお金のとれるプロの花屋でありたい。
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by hanashigoto | 2006-04-10 16:34 | 市場
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