オブジェとは?

オブジェという概念について、最近いろいろ考えている。
なんとなく、わかったような、わからないような、そんな感じで今まできた。
いろいろな世界での考えがある。

詩の世界におけるオブジェは
シュールレアリズムのひとつの技法で、簡単に言うと『無意識下における遠隔イメージの融合』ということ。もっと簡単に説明すると、『異質なものの組み合わせ』
その組み合わせているものの存在が遠ければ遠いほど出合った時の衝撃は大きい。異質な物の組み合わせによる新しいイメージの創造なのだ…という考え。(伊原れいHPより)

現代美術におけるオブジェは
元来その素材となる物体の持っていた合理的な意味を破壊、変換させ、全く別次元の意味や詩的な雰囲気を発生させたもの…という考え。(名古屋市立美術館HPより)

工芸におけるオブジェは
伝統的素材や技法を使って造られる用途を持たない造形で、昭和初期にアールデコ彫刻から学んだ幾何形態をアレンジしたもの、戦後日展を中心に発表された花瓶や箱などの実用器物を不定形にゆがめたもの、前衛的な団体や作家が始めた主観的表現の強い抽象的フォルムのもの…という考え。
素材や技法それ自体を作品の見所にする。素材や技法の魅力を表面化する。実用からの解放。素材や技術の再解釈。素材や技法の特性から誘発される心境を表現する。(国立近代美術館HPより)などなど…

昨日、新しい品種のカーネーションを見ていて思った。
以前にも育種家の方が言っていた。全くそれらしい花と、全くそれらしくない花を作りたい…と。
新しいものを造るということ。ピンと通じるものがあった。
[PR]
by hanashigoto | 2007-08-11 18:47
<< 在宅せり 否定からすべては始まる? >>