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2006年 10月 02日 ( 2 )

昔話その2

そんなこんなで、数人のスタッフとホテルの花部門を立ち上げることとなりました。明日どうなるかもわからない状況の中、前向きに頑張ってくれるスタッフを見て、上に立つ立場として、自分に出来ることは何なのか、を考えるようになりました。OL時代に上司や同僚に恵まれて、仕事に打ち込むことが出来た私は、その恩を私の下の世代にも返したいと思いました。どうしたら、うちのような低賃金、ハードな待遇でも、満足感を持って仕事がしてもらえるのか…マネンジメントの本を読みまくり、やっぱり、やりがいを持ってもらうしかない!と思ったのです。そこで、みんなに『この会社で働くということ、そのことだけを、花人生の最終目標にするな』という事を言いました。(会社の立場からすると、こんなこと言っちゃいけないのかもしれませんが)そして、みんな、ただ、働いて賃金をもらうことだけでない、その先にあるものを見て仕事をするようになったのです。当時のスタッフは、家の事情で花仕事をやめてしまった人以外は、みんなそれぞれ独立して頑張っています。一緒に苦労した仲間との横のつながりは財産ですね。
さて、やる気はまんまんの私達でしたが、宴会の仕事花の納めは…現場の風当たりも強く、いつもへこんでいました。今まで入っていた、花屋さんと、あまりにも活ける花の素材も、スタイルも違ったからです。私達は、今まで、宴会で通常つかわれていた、赤いカーネーションや濃いピンクのユリ、ロベなどをあまり使わず、地味だ、地味だ、仏花か、と言われてしまったのです。
by hanashigoto | 2006-10-02 20:29

昔話その1

以前に、花の仕事を始めた頃のことを書いて、途中で終わっていましたが、気が向いたので、少し続きを。
さて、最初に一人でホテルに活け込みを始め、宴会装飾の仕事がまわってくるようになり、私を手伝ってくれるスタッフを集めることになりました。この時点で、会社組織になっていたわけでもなく、この先どれほどの仕事がくるのかもわからない…という事は、給料がいくらもらえるかもわからない、そんな状況でもやってみたいと思ってくれる人を探しました。全て、クチコミで。具体的には、以前に講師に通っていた花屋さんの店員さんだったり、地元のフラワースクールの講師をやっている人、たまたま通りかかって、搬入口で活けている私に声をかけてくれた人、それらのみんなの友達などです。幸いなことに、みんな花が好きで、やる気のあるメンバーでした。それでも、最初は何をやるにも、全て私の指示が必要な状態。規模が小さく、当たり前といえば、当たり前なのかもしれませんが、私は、何とか、組織として私がいなくても仕事がまわる状態にしなければと思うようになりました。当時、なんとなく、『スクールあがりの人はこれだから…』と影で馬鹿にされたり、『お嬢さん芸の延長で、趣味でやってんだろ』などと言われることに反発していたのかもしれません。
by hanashigoto | 2006-10-02 20:04