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夏の庭

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夏は真っ赤に燃える花が似合います。赤だけにカラーリングされた花壇ですが、いろいろな赤が使ってあってとてもきれいです。ちょこっと見える赤い葉っぱが効いてます。
by hanashigoto | 2006-07-31 19:08

花屋という仕事

知り合いの花屋さんが閉店するらしい。20年も花屋で働いて、やっと独立したと思ったら、うまくいかずに閉店…
花屋は比較的資本が小さくても始められる。資格もいらない。バケツと水道さえあれば、明日からでも始められる。たいした修行の経験もなく、成功している人もいれば、用意周到に準備して、自信満々で開業し、失敗している人もいる。何が違うのだろう?やっぱり違うのだ。理由は必ずあるのだ。仕事にやりがいを感じている人も多く、子供のなりたい職業でも上位にランクされるのに、大人の世界での花屋は、収入もステイタスも特別あるわけではない。
職人が尊敬されてきたドイツでも事情は同じ。中世から伝わる職匠(親方)制度だが、大学にも行かず、若いうちから何年も見習いに行くのは…また、昔ながらの職人のやり方がITやグローバル化のスピードについていけず、デジタル化したデータがマイスターの技術や知識にとってかわろうとしている。そのことは、理解できるが、人から人へ伝えられるもの…人から人にしか伝えられないものがなくなってしまうのは悲しい。
うちで働いているスタッフには、将来独立したいと頑張っているスタッフが数名いる。
でも、市場の人にそのことを話すと、みんな口を揃えて、『やめたほうがいいよ!』という。花屋の大変さを知っているからか。それとも夢が持てない業界の状況なのだろうか。ただ、今までと同じことをしていても、この状況は何も変わらないのだ。
花屋は素晴しい職業だと思っている人がこんなにいるのだから、もう少し…といろいろ思ったりする結局何にも出来ない私。やっぱりちいさな事からコツコツと…やるしかないのかなぁ。
by hanashigoto | 2006-07-30 21:08

本日の婚礼

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もたない…と言われますが、紫金唐松(シキンカラマツ)とか蝦夷穂先下野(エゾホザキシモツケ)とか、今しか使えないような花を使うのが好きだったりします。
by hanashigoto | 2006-07-29 21:07

花を挿すテクニック

先日のブログで吸水性スポンジを使わないアレンジの写真を載せたら、コメントを頂きましたのでもう一度詳しく。
環境問題などで、スポンジはなるべく使わないという考えもありますが、私の仕事ではどちらも半々です。昔に比べれば、使う量が減っていることは確かです。使っても使わなくても、利点も弱点もあり、それぞれにテクニックもあります。
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剣山は使っていません。結束バンド(もともと電気屋とかに売っていたコードを束ねたりするもの)や枝をからめることで花を立たせています。
コメントを頂いたdappyさんはおいしいブログを書いています。料理好きの方、おすすめですよ!
by hanashigoto | 2006-07-29 20:45

今日のレッスン

今日のレッスンは装飾的な交差のレッスンでした。
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空間をとりこんで、装飾する…そしてひとつひとつの花をきれいに見せる…難しいです。

ヴァイエンシュテファンの生徒の作品を二つ。
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どちらも吸水性スポンジを使わずにアレンジしています。
by hanashigoto | 2006-07-27 21:47 | レッスン

寄せ植えのレッスン

本日のレッスンは寄せ植えでした。
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室内用なので、白いガラスのプレートにセラミスで植えてあります。
カラジュームの白とフィッシニア・クリスタルグラスが器の色を繰り返していて、全体をまとめています。アクセントでベースには貝殻をおいています。
涼しげですね。
by hanashigoto | 2006-07-26 22:04 | レッスン

あのアリーナの建築家!!

本業が暇で、特に書くこともないので、もっぱらドイツネタです。
Herzog & de Meuron(ジャック・ヘルツォーク&ピエール・ド・ムーロン)という建築家を知っていますか?名前はわからないかもしれませんが、先ごろのワールドカップでご覧になったでしょう、あのフィルムのドームが未来的なミュンヘンのアリアンツスタジアムを作った人達です。プラダ青山店も彼らの作品です。二人ともスイス、バーゼルに生まれ、2001年には世界で最も権威のあるプリツカー賞を受賞して大ブレイクしています。北京オリンピックスタジアムのプロジェクトも進行中のスター建築家です。学生時代、住居学を専攻していた私は建築物を見るのが好きで、常々建築とフラワーデザインには共通点が多いと思っています。
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ミュンヘンのショッピングモール『フンフ・ホーフェ』も彼らの作品です。緑が気持ちいいですね。
by hanashigoto | 2006-07-25 21:35 | 旅行

ディプロマの重要性?

夏休みの一人旅、いつも現地での予定が合えば、レッスンプログラムに参加するようにしている。今回も日本からツアーを組んで来ていたスクールがあって、3日間だけ飛び入りさせてもらった。とてもはやってるスクールで、多くの人達が来ていた。レッスンの終わりにヴァイエンシュテファンの卒展を見たのだが、歩くのは疲れると作品をよく見ようともせず、先生と記念撮影…早く座ってお茶したいと…ディプロマを渡されると、『これが大事なのよね』って…『たった3日のレッスンで渡されたディプロマが何だっていうの!!』なんて私が言えたわけはありませんが、こうしたディプロマ好きの人が多いのも事実だ。ディプロマが人を集めるツールであることも事実だ。なんか、気を遣ってそのスクール好みの花材を用意し、少しでもヴァイエンシュテファンの理念をわかってもらおうと頑張っていた先生が切ない。そのスクールとお別れし、翌日また学校へ行き、しっかり見直したことは言うまでもありません。cho君、カタコトの日本語で相手をしてくれて有難う!『どう?』っていうから『素晴しいね』って言ったら『こんなんで素晴しいとか言っちゃだめだよ』って怒られた。おっしゃるとおりです。レッスン料を興味津々で聞いた彼、『それ先生じぇんぶ食べてないよ』って。おっしゃるとおりです。お互い精進してまいりましょう!!
by hanashigoto | 2006-07-24 22:01

色彩論の授業

今回の夏休み旅行の予定に、ヴァイエンシュテファン国立花卉芸術専門学校に行くということがあった。この学校の歴史は古く、大戦以前の1926年にさかのぼる。理論や技術や流行を教える学校はたくさんあるが、私は、この学校の『すべての造形は自然からはじまる』というようなシンプルだが深い基本理念に共感して、ずっとこの学校が好きでいる。(デザイナーの中にはもう古いと言う人もいる)
確か、草土出版さんで『ヨーロッパの花文化~リースの印のもとに』という本があったと思うが、この著者が最初にこの学校をつくった人だ。

そんな学校に展示してあった一年生の色彩論の授業の課題。
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美術館へ行き、絵を選び、マス目をきって使われている色をとりだす。
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そしてそれを再構成する。

素晴しい授業だと思います。
by hanashigoto | 2006-07-23 19:56 | 旅行

ヘーゼルナッツの木

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一見、樹形は大きな葉っぱの梅の木かぁ…とでも見過ごしてしまうような、何の変哲もない木…
でも下から覗いてみると雲竜梅のようなおもしろい枝です。
ドイツでは庭木などにもされ、園芸店でも苗を売っていました。
滞在中はこの花材のとりこでした。葉っぱを全部取って使います。
日本で見たことないけどどっかにあるのかなあ…
ヘーゼルナッツの木です。
by hanashigoto | 2006-07-22 23:53