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赤薔薇のコーデイネート

本日分で急な仕事が入った。ちょっと、写真を撮りたかったらしい。昨日の仕入れもほぼ、決着をつけた頃に言われたもので、全く花がなくて、困った。もっと早く言ってよー!。仕方なく、せりの終わりの方で安い薔薇を買い、何とか作りました。
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使っているのは、ほぼ赤薔薇だけです。メインには店用に買ってあったブラックベリーとか入ってますけど、ゲスト卓は薔薇のみ。最善は尽くしますが、ネタがなきゃ始まらない…でも、何とかしなけりゃいけない時もありますから。いつも素晴しい素材だけで、作れるもんじゃありません。そんな時は、キャンドルをいっぱい並べてしまうしかないわ!!でも写真撮るなら、なおのこと早く言って欲しかった…難しいものです。

昨日は友達の花屋の妹さんが結婚するので、ブーケの打合せに行ってきました。私は、口は出すけど、手は出しませんから。頑張ってね!お兄ちゃん!!帰りにパイレーツオブカリビアンのレイトショーを見たら、朝早かったのに、家着いたら、一時過ぎちゃった…でも映像が、本当にきれいでした。全体的には暗めのトーンが多いのかと思いきや、そんなトーンの中での鮮やかな色の見せ方!!さすがですね。
by hanashigoto | 2006-08-31 19:13 | 会場装飾

花の価値

今日も早朝からの活けこみ。前回スタッフが活けたあとを活ける。『ふーっ』ため息がでますなぁ。ディスプレイの箇所は何箇所もあって、それぞれ一回当たりの予算が決められている。だが、月ごとの請求なので、予算オーバーの高い花を使っても、その分、長くもたせれば、良い。だからって、だからって…人間にも適材適所という言葉があるけれど、花だってそうなんです。っていうか、仕事ですから、そうして上手に儲けをだしましょうよ。必要以上に高い花を短く切って何も考えずたくさん活けるのはやめましょうよ。そんなに短く切るなら、他の花でもいいでしょう?どうしてもそれを使いたいなら、大事に使いましょうよ。それは、一本でも存在感のある価値のある花なんですから。そんなに無造作に使わないで下さい。花の価値をきちんとわかってね。値段だけじゃないけどね。
by hanashigoto | 2006-08-29 22:51 | 花のこと

シーズン始まる!

暇だ、暇だと言いつづけてきましたが、あっという間にシーズン突入です。さっき市場から、水曜日の注文品がこけたとの連絡がありました。みんな欲しいものは一緒だから、のんびりしてた私は痛い目にあってしまうのか?いやーまだまだ、金曜日が終わるまでになんとかしてやる!!スリリングな楽しい季節到来です。
披露宴会場を一つリニューアルして、やっと照明がましになり、どんな花が映えるのか、今週の婚礼で確かめなくっちゃ!忙しいのが大好きです。元来なまけものなので、だらだらぐだぐだしてると、いつまでも、どこまでもそうなってしまうので。忙しくって、どうしたって出来そうもないことを何とか工夫して、みんなで協力してうまくいった時の達成感が大好きです。毎日が学園祭のように。江戸っ子でも下町生まれでもないけど、祭りも大好き。子供の頃、祭りになると熱がでて、父に肩車してもらって、御神輿のあとにくっついて練り歩くと熱が下がってケロッとしてる子供でした。市場のせり人のMさんにも『ホントは男でしょ。ホントに男だよね。』って言われる性格の私です。こんなにかわいいのに…。ヨーロピアン理論の大家、ペーター・アスマン先生が、ベゲタティーフ(植生)とナチューリッヒ(自然らしい)の活け方の違いを説明していたことを思い出しました。男と男らしいは違う!ということ。私は、男らしいかもしれないけど、正真正銘の女です。
今週から、お仕事頑張るぞー!!ただいま、プチダイエット中で、3キロ痩せたところですが、仕事が始まっちゃうと良く食べるんだよね…しかも、早飯…不規則…やっぱり20年前の体型は夢に終わるのか??みんな、私に食べ物を与えないで下さい!!Sさん、宜しく!! 
by hanashigoto | 2006-08-28 19:39 | 市場

暇な時にこそ何かが起きる?

最近はめっきり婚礼の件数も少なかったので、これといった事件も起きず、平和な日々でした。事件が起きると目が輝くと言われている、退屈が苦手、スリリング大好きな私ですが、洒落にならない事件も多く、ころんでもタダでは起きないぐらいの精神じゃないとやってられないのです…トホホ。今回の事件はブーケについて。写真を撮ろうとしたら、ブーケの花がポロット落ちたとのクレーム。『まっ、まさか??』担当のNちゃんは走ってメンテに行きました。『ちゃんとグルー(生花用接着剤)つけたの?』と私。『もちろん!』とN子ちゃん。キャスケードの花の先が当たって痛んだりすることは、あるので、私達は、それを想定した作り方をしています。縁起が悪いとされてはいけないので、折れたり落ちたりはご法度です。今回は、ほぼラウンドで、花は密集していたので、何か力が加わらないと、折れるなどということは、ないはずなのですが、ブーケの上部の花が折れてしまっていたのでした。それを見て、ピーンとくるものが…そして、二度目の電話が…『直してもらった花も折れちゃった!』と。そうです!!花嫁さんのブーケの持ち方に問題があったのです。介添さんが、ちょっと注意してくれればいいのに、いろいろな花嫁さんがいるのだから、こんなこともありますよね。この花嫁さん、極端に体に押し付けてブーケを抱えるように持っていたのでした。私達は、実際、お支度中のお届けなので、あとは介添えさんや美容のスタッフに任せてしまいます。ブーケの持ち方は打合せの時にお話しますが、花嫁さんは覚えてられないですよね。自衛手段としては、少しぐらいの衝撃に耐えられるようバック処理をしっかりとやるぐらいしかないですが、もう少し、デリケートな花に気を遣って欲しい介添さんなのでした。うちの介添さん、ブーケを平気でそのへんに置いたりしてるの何回も目撃してるから…スタンドをちゃんと使ってくれーーー!!もう何百万回も言ってます!
by hanashigoto | 2006-08-27 18:40 | 事件

今日の披露宴

今日の装花はガーベラが中心でした。
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三種類のガーベラが入っています。
カジュアルな若い二人のコーディネートでした。ここのところ、全くガーベラを使った披露宴はありませんでしたが、9月になれば、リクエストも増えることでしょう。
婚礼は少ないので、店の壁のペンキ塗りをしました。花を置く台も今までは全てアイボリー系でしたが、オレンジやグリーンにも塗って、柱はピンクにしました。色ってほんとに難しい…ペンキを混ぜて好みの色を作って塗りましたが、実際花を置いたらどう映るのやら…気分的に明るい色で遊んでみたかったので、思い切った色にしてあります。失敗したらまた塗ればいいや。
お客様がいらしては、みんなびっくりして見ています。開店時間中なのに、何人もの女の子が脚立にのってペンキ塗ってる花屋なんて、めずらしい光景なのかもしれませんね。
by hanashigoto | 2006-08-26 20:35 | 会場装飾

本日のレッスン

今日のテーマは植物の動きです。実際に畑や庭に生えているさまざまな植物を観察して、植物の動きに注目し、それを作品にするというレッスンです。
まず練習として、平面での構成をします。植物のある動きをフォーカスして、簡単にスケッチします。それから、画用紙や水彩などを使い、それを『絵』としての作品にします。
作品にするということは、その動きをそのまま写すのではなく、抽象化したり、作者の意図があるということです。
そして、実際に植物を使ってアレンジメントを作ります。
どんな動きを表現したいか…
私は、コレオプシスの倒れて横に伸びて、曲がってまた太陽の方へと上に伸びたものと、立ち枯れた雑草を手にしました。
生きているからこそ動きがある…その生命感溢れる動きをテーマに、頭や葉っぱが垂れてそのまま枯れている生命の果てのような動きの草も対比として使い、植物の生命の動きを表現してみたかったのです。
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by hanashigoto | 2006-08-24 22:06 | レッスン

手土産

ちょっとした手土産をもらうと嬉しい。自分も人にプレゼントをするのが好きだ。でも、プレゼントはその人をあらわしているようで、贈るものは、自分の価値観や審美眼をあらわしているようで、納得のいかないものを人にプレゼントするならあげない方がましだ、などと思ってしまう。これは、ある意味見栄なのか…でも金額は関係なく、気の利いた贈り物上手になりたいと思っている。なので、ミーハーにも雑誌の手土産特集やお取り寄せ特集が結構好きだったりする。人にあげるお菓子は必ず自分でも食べてみる…
花屋はちょっとした手土産の小さな花束をつくることも多い。低単価の花束では、お客さんもそれ程のことは期待していないはずで、とりあえず、『センスの悪いものだけは作るなよ!』ぐらいの気持ちでいる。そこへ、思ってもみなかったような、気の利いた花束!!ぱっと嬉しそうな顔で、○○円でこんなにかわいいの作ってくれて有難う!と大満足で持ち帰り、プレゼントした友達にも、『これ、あそこで買ったんだよ』と話してくれて、また一人、お客様が増える…ようになりたいな。
by hanashigoto | 2006-08-23 22:51

今日の出来事

京都から帰りました。暑さにやられてだるだるで、ブログさぼってしまいました。
花屋の友人達と会いました。Mさんは今、ベルギー在住で、夏休みで帰国中。年に一回ぐらいしか会えない友人です。彼女とはオランダで知り合い、同じくオランダで知り合ったイケイケ花屋のK君、それから、ドイツで知り合った某大手仕事屋さんのAちゃん、オランダもドイツも一緒だったことのあるバイタリティーの塊、お洒落な花屋のTさんとそのスタッフさんで居酒屋でおしゃべり。やっぱり、ストイックに勉強し、何もできない自分に情けなくて…という経験を一緒にした仲間だと話はつきませんね。いつまでも飲みっぱなしの語りっぱなしの熱い人達なのでした。
みんな頑張ってるね。
甲子園も、盛り上がりましたね。一生懸命な時間を共有した仲間は財産ですね。早実の佑ちゃん、うれし泣きしてましたけど、悔し泣きしかしたことのない私はまだまだ努力が足りません。いつかうれし泣きしてやる…(反省)
by hanashigoto | 2006-08-23 00:25

芸術の秋、読書の秋、食欲の秋!!

お盆休みに読んだ本を紹介します。三井秀樹著の『美の構成学』中公新書です。
三井先生は、構成学の先生ですが、この本は、わりとわかりやすく、構成学について書かれています。デザインをしていると、ひらめきや思いつきといったもの以外に、それを、誰が見ても心地よいと感じてもらえるようにするための、造形のシステムのようなものの存在に気がつきます。
この本の中で、ちょっと興味深く読んだことの一つに、かの有名な黄金分割の話があります。黄金分割はヨーロッパでは多くの芸術、絵画や建築などに古代から使われているプロポーションですが、これに対し、日本の美のプロポーションは、等量分割が基本であるという話。日本建築、畳も、障子も、折り紙までも等量分割の美であるということ。これには、そういえば、そうだった!と目からうろこの感じでした。単純に黄金分割を使っているから美しいということには、ならないという事を改めて認識しました。同じように、造形のシステムでは、シンメトリーとアシンメトリーについてもよく言われていることがあります。例えば、ヴェルサイユの庭園はシンメトリー(左右対称)、日本庭園はアシンメトリー(左右非対称)であるという事。茶道等の日本文化にもいろいろな美の原理があって、日本の美は本当に深いです。
幸いにも、明日から京都に出掛けます。(今回の夏休みは分割してとっているので素晴しい日本建築を見て来たいと思います。)
それにしても、食べすぎには注意しないとね!これ以上の体重増加は許されませんから(笑)
by hanashigoto | 2006-08-18 20:02

今日の市場

今日まで、お店はお盆休みです。明日からの仕事と週末の婚礼に備えての本日の仕入れでした。少ない…せり上場数量が少なすぎる…朝、仲卸街も歩いたが、やはり、少ない荷物で、買う気なのに買うものがない有様である。花の市場ではたまにこんな事もある。逆に買う気が起きない時に限ってこれでもかというほどの大量の品物が溢れている。
薔薇も、たくさんの品種が出ているのに、使いたい品種が出ない。出ても、少量だったり、満足のいく品質ではなかったりする。ああ、うまく行かない…薔薇に関しては、以前に比べ、スプレータイプは、使える品種が増えている気がするが、スタンダードの品種に関しては状況はあまり変わっていない気がする。夏場になると、苦労する薔薇の仕入れである。花の中で、沢山の花色をもつのはやはり、薔薇とかガーベラということになる。ブライダルでは、カラーコーディネートをするので、クロスや会場の雰囲気に合った色合いや咲き方の品種を使う。また、季節的にも使いたい色がある。くすんだ色や微妙なお洒落な色など、それだけで素晴しい多くの品種があるが、誰にも好まれる、合わせやすい淡いピンクやクリーム色などの定番色で、まとまった量が使える品種がないのにも苦労する。
となると、薔薇とかガーベラとかに頼っている場合じゃなくなる…とは言っても、お客様には一番人気のある薔薇ですから…全く使わないわけにはいかない。頭の小さい薔薇でもそれを生かして工夫して使うしかない。そして、花の種類が少ないこの季節こそ、さらにレシピの充実が求められる。

青果の仲卸は、とうとうお料理のレシピもサービスの一つとして提供しだしたらしいが、花の仲卸さんもおいしいレシピを教えてくれないかな…それも、誰にも好まれる定番のレシピを…忘れそうなものをきちんと見直したい今日この頃。
by hanashigoto | 2006-08-16 19:48 | 市場